写真は今日からチューリッヒをご紹介します。 ここはチューリッヒを訪れた観光客が必ず訪れるリンデンホフです。 旧市街の中にある高台なので、 リマット川の向こう、チューリベルグが目の前に広がります。そして レナードの言葉は “真の責任”。長いので 二日間にかけます。
“真の責任には四つの様相があります。 その四つの様相がすべて人生に揃っている時、あなたは実際に責任をはたしていると言えるでしょう。 真の責任の一つ目の様相は,この瞬間に起こっているあらゆることに応答するということです。 のびのびと自然に応答できるようになりましょう。 これはあなたの本来の姿なのですが、 あなたは自ら自身に制約を課してきたのです。 お腹がすいたら、何か食べる。 のどが渇いたら,何か飲む。 歓喜を感じたら,踊るか歌う。喜んで祝う。 好きな人と出会ったら、こんにちはと挨拶する。 犬を散歩につれていくといいでしょう。 犬が適切に応答することについて教えてくれるでしょう。
真の責任の二つ目の様相は,あなた自身の反応に対して完全な責任をもつということです。 あなたは絶えず周囲の人達や人生での出来事に感情的に反応しています。 傷つき,怒り、誤解されたと感じています。 愛されていない,寂しいと感じています。そして,それはいつもあなた以外の誰かの落ち度なのです。 他の誰かが、責められるべきなのです。 どういうわけだか、彼らがあなたの反応に対する責任を持っていると思っています。 実は感情的な反応のほとんどが、生い立ちと過去の経験によるものだとあなたは認識していません。 あなたの幼少期の体験が現在の人生と人間関係を,無意識に決定し,定義しているのです。 あなたは今この瞬間に過去を投影しているのです。 あなたの感情的な反応に対して責任のある人は誰もいません。 非難するべき人は誰もいません。 これが真実だとすると、当然のことながら、あなたには他者の感情的な反応に対する責任はないということになります。”
明日に続きます。