自然死のすすめ

この数ヶ月、体の調子がいまいちだったものですから、医者に行ったり、セラピストにいったりで、体と向かいあってきました。そんな時、手元にきたのが、 中村仁一医師の“大往生したけりゃ医療とかかわるな” 「自然死のすすめ」です。

病院で亡くなった父の末期の苦しみをみてきましたので、苦しまない、穏やかな自然死に興味をもってきました。中村医師のこの本を、目からうろこの感覚で、楽しく(?)納得しながら読みました。私の子供時代、私の祖父母は 自宅で静かに亡くなりました。年取った体が年相応に不自由になり、自然と死を受け入れる形で亡くなっていきました。

今は90歳でインフルエンザで亡くなっても、そこに医師の無念さがあります。患者が、その家族が求める長生きのために、医者達は一分でも死から遠ざける努力をすることが自分達の使命であると信じきっての努力をされます。人は年をとっても健康である事に価値を見いだし、若さを求めます。完全に治癒されるこのとない年代にあっても、 昔の若さにもどろうと本人も家族も必死です。そして最後はたくさんのチューブにつながれ、私の父のようにベッドに縛り付けられての末期です。

老人ホームでたくさんの穏やかな死を看取ってきた中村医師の言葉には、感動が、説得力があって、納得して改めて自分の死をもう一度考えてみようと思いました。中村医師とその周りの人々にとって、死はあっけらかんとして、とてもいい形です。

この本は勿論若い世代の人々のためではなくて、 そろそろ寿命がきたお年寄りを対象にして書かれていますが、それぞれの人の寿命は異なりますので、60代でも50代でも読んでみて欲しいです。死とちゃんと向きあうことが 穏やかな死へのまず第一歩である事が見えてきます。そして私自身が自分の年を忘れて、今の体調に不満を抱いてめげているのが見えてきました。SUMI

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